アピアランスケア研修プログラムの評価 および 実装支援介入プログラム対象施設の皆様へ
1)「がん患者に対するアピアランスケア均てん化を担う がん診療連携拠点病院の医療職に対する研修プログラムの評価」
2)「がん診療連携拠点病院におけるアピアランスケア実装支援介入プログラムの実施可能性:単群前後比較試験―がん薬物療法による脱毛ケアを重点にがん患者に対するアピアランス支援のための医療従事者教育プログラムの開発」
目的・趣旨・方法の概要 |
1)本研究の目的は、がん患者に対するアピアランスケア均てん化を担うがん診療連携拠点病院の医療職に対する研修プログラムの評価です。
そのために、研修で受講生が評価用紙を事後的に分析して、今後の研修プログラムの向上の資料としたいと考えています。
令和5年度の「がんとの共生に向けた相談支援の強化(アピアランス支援モデル事業)」に採択された、10医療機関の各2名の研修参加者のうち、評価用紙の分析に任意に同意した者を対象としています。 2)本研究の目的は、アピアランスケア実装支援介入プログラムの実施可能性と予備的な有効性について検討することです。 アピアランスケアについて組織での実装を計画している5施設を対象に、実装を中心となって担う医療従事者(以下、実装リーダー)にアピアランスケア実装支援介入プログラムを提供し、実装リーダー、医療従事者の各評価指標について前中後の3時点の比較を行います。また、アピアランスケア実装支援介入プログラムの実施前と実施後の2時点においてがん薬物療法により脱毛を経験した患者を対象に横断調査を行い、患者の評価指標の比較を行います。 なお、本研究では多様なアピアランスケアのうちがん薬物療法に伴う脱毛患者のケアに重点を置き、がん薬物療法による脱毛ケアをエビデンスに基づいた介入とします。
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方法 |
この2)研究は、登録された特定施設の医療職の方、管理職の方、患者さんを対象にご協力のお願いをしております。 研究の概要は大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)の公開データベース(UMIN-CITR)に登録しています。 (MIN試験ID:UMIN000055840、受付番号:R000063033) https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000063033 |
研究班 |
![]() 共同研究者:藤間勝子(国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター長) ほか、研究参加の協力病院の看護管理者 |
調査の詳細 |
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